地に足つけるとはこのことか、と日々少しずつ、普通の生活を試みている。
で、普通の生活って何だ?って聞かれるとなかなか曖昧にしか答えられないのだけども、僕なりに、普通だ。
普通というのは、僕にとっては新鮮味に溢れる日々であり、楽しくも難しい。
異常であろうと努めていた自分が身につけたものは何であったのか。
その辺りを咀嚼しながらの普通は、なかなか難しく面白い。
この、普通を噛み締める感覚を体に沁み込ませ、異常と普通を地続きにできたら、なにか僕はもう一つ違う表現を手に入れられる気がしているのだ。